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MacでPIC開発

私の作品のHimawari、plant、Tentaclesでは、電圧のPWM制御により形状記憶合金の熱制御を行っている。この多chの電圧のPWM制御のためにはマイクロコンピュータのPICMicrochip Technology Inc.)で開発したデバイスを用いている。

今までは、Winows XP環境でMPLAB IDEとICD2を使って開発を行ってきた。数年前から映像制作や仕事の環境をMacに移したために、PIC開発のみWindowsを利用する必要があったのだが、どうも最近MacでPICを開発できるようになってきたというので、いろいろ調べてみた。

以下、Windows時代の開発環境とMacでの開発環境。

WindowsでPIC開発

PC: Windows XP 32bit

統合開発環境Software: Microchip PLAB IDE(無料)

Compiler: CCS C(有料 ※PIC12/16/18/24/dsPIC対応で¥87,000)

Programmer: Microchip PLAB ICD2(約3万円)

プログラミングモジュール: AC162049(約6千円)

MacでPIC開発

PC: Mac OSX 10.8

統合開発環境Software: Microchip MPLAB X(無料、下図)

Compiler: XC8Pro 約10万円, Standard 約5万円, Free)他にもXC16, XC32, XC32++

Programmer: Microchip MPLAB ICD3秋月で¥17,200 安い!)

プログラミングモジュール: AC162049(約6千円)※ICD2, 3兼用

いろいろ調べた結果、Windows環境ならICD2のP/N 10-00397バージョンであればMPLAB Xで動作するらしいが、今のところMacでの動作方法が見当たらなかった。ICD3はMPLABX on Macで使えるらしい(不具合も報告されている。外部電源を使うことで回避できるとの情報も?調査中)。

Mac環境での投資を考えると、せめてXC8 ProとICD3は必要になる。

コンパイラーのXCシリーズは元々Hitech社のPICCで、Hitech社がMPLABに買収されて名称変更したらしい。Pro、Standard、Freeバージョンがあり、Proになるほど最適化されたバイナリデータをコンパイルすることができ、PICのプログラムメモリを節約できるほか、タイミングのシビアなプログラムの動作には必要になる。ホビー程度ならFreeでもいいだろう。

それから、基板設計に使っていたCadsoft EagleもMac版(下図、Proは教育機関820USD、個人1640USD、機能制限版のFreeバージョンもある)があるので、PIC開発、基板設計ともMac環境で行うことができる。