openFrameworksとEnttec DMX USB Proを使ってDMX送信するにはKyle McDonaldの開発したofxDmxがあるのでとても重宝していたのだが、実はofxDmxは送信のみで受信ができない。
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ofxFlowToolsは流体映像を生成するopenFrameworksの強力なアドオンだ。様々なパラメータを調整することで、粘りのある流体から墨汁のようなものまでかなり幅広い表現を実現することができる。
すでにPIC24(CCSコンパイラ)用に移植したDMX受信プログラムをXC16コンパイラ用に修正した。回路図(下図をクリックして拡大)は前回の記事とほぼ同じだが、PWM出力のピンが異なる。この回路はバイオメタル制御用に開発したので定電流源IC(TICx)やFET(Qx)なども追加している。
これまで8bit PIC(PIC16FシリーズやPIC18Fシリーズ)を使ってDMX受信を行ってきたが、制御系を一新する意味で16bit PIC(24FJ64GA002)で設計し直すことにした。8bit PICと16bit PICでは異なる部分が多かったがなんとか移植に成功した。
Extruder(Hotend)が動かなくなった。実は、3Dプリンターにはつきもののよくある故障らしく、フィラメントの破片がどこかにつまることでフィラメントがHotendまで到達できなくなるというもの。フィラメントの通り道を小まめに掃除したり、穴につまったフィラメントを細いドリルなどで除去することで復活する場合もあるが、私の場合、末端の金属ノズルとボルトの接続部分から溶けたフィラメントがはみ出してどうにもならなくなったので、MakerGearから交換用のExtruderを取り寄せることにした。
ArduinoやPICでは処理が追いつかなくなったのでARMベースのデバイスを実験。まずはRaspberry PI。私の目的であるOSC受信を行うためにはpyOSCという選択肢もあるが、最近openFrameworksでいろいろプログラムしているので、Raspberry PIでも動くのではと思ったら、普通に公式サポートしてますね。サイトの通りにインストールして問題なく動作。下図は、polygonExampleの動作実験。
Arduino UNO R3とWIZ820ioの接続に関しては、スイッチサイエンスのサイトの通りで問題ないが、Leonardoになってからは接続方法をかえる必要がある。UNOからLeonardoの仕様の変更点はココを参照。基本的な情報はスイッチサイエンスのサイトにまかせて、ここでは変更点のみ記載する。
遅ればせながら、3Dプリンターを購入しました。初3Dプリンターながら、あえてMakerGear M2 Kitを購入。性能(解像度0.02mm)と金額(1,475ドル)のバランスで決定。2013年4月に発注時点でKitは発送まで5-6week。記事執筆時点の2013年9月では発送までに2-3weekになってます。英文マニュアルと格闘しながら3日くらいで動作させることができました。ただ、今買うとしたらMakerGear M2発注した時点ではなかったGenkei atom 3D プリンターかな。数年すればフルカラーでしょうが。
以前の記事でArduinoを使ってEthernet ShieldとTLC5940NTを使う方法を書きましたが、その改良版でもあります。結局Arduino1つで2つのハードウェアSPIは不可能なので、Arduinoを2つ使ってArduino同士はI2Cで交信する方法に落ち着きました。I2Cの速度がボトルネックにはなりそうなのでまだ要実験。やはりI2Cの速度がボトルネックで7CH程度でちらつきが起こった。やはりArduinoではEthernetとTLC5940を同時に運用するには無理があるようだ。次はRaspberry PIやmbedを使ってみる。(2013.9)
私の作品「plant」がドイツ・ベルリンで展示されます。Ars Electronicaの企画展示です。自然や生物からインスピレーションを受けた作品を集めているようです。期間は2013年6月6日〜7月27日。以下は今年のウェブサイト。